株式会社伊藤鐵工所 ルーツブロワ

ブロワについて

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ブロワについて

排気側で機能するブロワと、吸入側で機能する真空ポンプがあります。





ブロワ


水槽
ブロワの用途
排水、汚水のばっき、攪拌用、養魚槽の空気供給用、化学工業向け昇圧用、食品、薬品、セメント、合成樹脂等の空気力輸送用、焼却炉、バーナ等への空気供給用、ガス体の吸引、圧送、循環用など様々な分野で使用されています。


100Aカット

IRSロータリブロワ作動原理
シリンダ内部を互いに反対方向へ回転する2つのローターがあって、これがシリンダ内壁とロータ相互間に僅かな間隙を保って、接触しない様に回転します。ロータはケーシングの外側でギヤによって駆動され、ケーシングとロータとの間に閉じ込められたガス(空気)は吸入側から吐出側に移送され、矢印のように吐出口を通ってケーシング外部にガス(空気)を押出していきます。


排水、汚水等のばっ気
汚水の処理方法として微生物による活性汚泥法が広く用いられています。処理槽の底部の散気菅から空気を噴出させ、気泡の上昇に従って汚水中の汚濁物質を活性汚泥に吸着・酸化させるために、ブロワが使われています。
養魚槽の空気供給用
ブロワが魚介類の養殖に果たす役割は新鮮な酸素の供給と、上部と底部の水質を一定に保つための攪拌にあります。しかし、ロータリブロワ以外にも、これらの役割を果たすことのできる機器としてはコンプレッサー・ターボブロワなどがありますが、これらの機器は、「空気量が少ない」「底部まで攪拌ができない」等々の欠点があり、能力・イニシアルコスト・ランニングコストなどにおいてロータリブロワが最適です。




真空ポンプ


バキュームカー
真空ポンプの用途
都市ゴミ回収装置用、空気力輸送装置用、繊維、製紙工業の脱水用、工業用クリーナ、PSA装置用などに使用されています。


IRSロータリブロワ
一体型多段真空ポンプ
静岡県科学技術復興今日財団殿の御助成を得て当社が技術開発に成功致しましたTV型一体形3段真空ポンプ及びDV型一体形2段真空ポンプは、永年に亘る船用中形ディーゼルエンジンの製造により培われた技術、技能および設備をベースとし、ブロワメーカーのノウハウと卓越した技術により完成致しました画期的な多段一体形真空ポンプです。(特許申請中)


PSA装置 (Pressure Swing Adsorption)
PSA装置は窒素または酸素をよく吸着する吸着剤を用い圧力を変化させることにより空気中から酸素ガスまたは窒素ガスを分離・製造します。PSA装置で製造される酸素ガスや窒素ガスは一般的に、液化酸素や液化窒素により低純度になりますが低コストで製造することができます。また、高圧ガス保安法の適応外になるメリットがあるため、最近では多くのユーザーにPSA装置によるガス供給が行われています。




ロータリブロワの歴史


ローブ(LOBE)輪郭の初期特許権者、MR.ルートの名前をとって、「ルーツ式」送風機・圧縮機を呼称され、広く世界に知られてから、約130年余の歴史を経て今日に続いています。
戦前から国内でも製造されていましたが、本格的には戦後の急速な需要の進展によって、各メーカーが生産技術の充実を計り、概ね、数十億円産業から、百億円産業へと拡大しました。
国内では、正式名称を「ロータリブロワ、真空ポンプ(ルーツ式)」として、販売されています。LOBEの形状は、二葉と三葉のものがあって、輪郭の曲線は各メーカーによって多少異なるものの大差はありません。
二軸で簡単な構造であること、取り扱いが容易である上にオイルフリーであることなどの特徴から、食品、醸造炉内送風攪拌、セメント、小麦粉、穀物などの気力輸送用動力源として古くから使用されていました。
1948年に至ってケーシング洞内に適量の注水を行うことによって、良い効率と高い真空が得られる技術が新たに開発され、製紙用抄紙機の各ロールからの吸引脱水用真空ポンプとして、極めて画期的な用途が創造されました。


石炭鉱内の保全、保健、環境改善のため坑内のメタンガスを吸引する真空ポンプが考案されて、炭坑爆発の危険を防ぐことにも役立ちました。
軸封用メカニカルシールの進歩と信頼性の増大によって、これが組み入れられて、各種のガス体の取り扱いが安全且つ容易になったので石油化学工業での需要が大幅に広がって行き、今日のガス用ブロワ、真空ポンプの基礎を築くに至りました。
汚水排水処理用としてのばっ気用ブロワとガスブロワが国の行政基準の設定によって、官公需要や民間需要となって急激に発展し、数量増大に役立ちました。
騒音規制の諸条例に合わせて、各種の対策が立てられたが、特に消音箱、消音器の考案によって、騒音の少ないブロワの評価を得られたので、前にも増して各方面に亘って使用されることになりました。
企業規模の拡大に添って現在国内で製造されているものは、口径25ミリの小型から口径650ミリの大型、鋳鉄、ステンレス、ゴム張、カニゼンメッキなどの各種材料を使って耐酸、耐蝕仕様に合うよう、顧客のニーズに充分適合できる状態になっています。
輸出にも対応して、世界各国向けに各種各サイズのものが多量に出荷されています。




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