ロータリーブロワーの歴史

ローブ(LOBE)輪郭の初期特許権者、MR.ルートの名前をとって、「ルーツ式」送風機・圧縮機を呼称され、広く世界に知られてから、約130年余の歴史を経て今日に続いています。
戦前から国内でも製造されていましたが、本格的には戦後の急速な需要の進展によって、各メーカーが生産技術の充実を計り、概ね、数十億円産業から、百億円産業へと拡大しました。
国内では、正式名称を「ロータリーブロワー、真空ポンプ(ルーツ式)」として、販売されています。LOBEの形状は、二葉と三葉のものがあって、輪郭の曲線は各メーカーによって多少異なるものの大差はありません。
二軸で簡単な構造であること、取り扱いが容易である上にオイルフリーであることなどの特徴から、食品、醸造炉内送風攪拌、セメント、小麦粉、穀物などの気力輸送用動力源として古くから使用されていました。
1948年に至ってケーシング洞内に適量の注水を行うことによって、良い効率と高い真空が得られる技術が新たに開発され、製紙用抄紙機の各ロールからの吸引脱水用真空ポンプとして、極めて画期的な用途が創造されました。

石炭鉱内の保全、保健、環境改善のため坑内のメタンガスを吸引する真空ポンプが考案されて、炭坑爆発の危険を防ぐことにも役立ちました。
軸封用メカニカルシールの進歩と信頼性の増大によって、これが組み入れられて、各種のガス体の取り扱いが安全且つ容易になったので石油化学工業での需要が大幅に広がって行き、今日のガス用ブロワー、真空ポンプの基礎を築くに至りました。
汚水排水処理用としてのばっ気用ブロワーとガスブロワーが国の行政基準の設定によって、官公需要や民間需要となって急激に発展し、数量増大に役立ちました。
騒音規制の諸条例に合わせて、各種の対策が立てられたが、特に消音箱、消音器の考案によって、騒音の少ないブロワーの評価を得られたので、前にも増して各方面に亘って使用されることになりました。
企業規模の拡大に添って現在国内で製造されているものは、口径25ミリの小型から口径650ミリの大型、鋳鉄、ステンレス、ゴム張、カニゼンメッキなどの各種材料を使って耐酸、耐蝕仕様に合うよう、顧客のニーズに充分適合できる状態になっています。
輸出にも対応して、世界各国向けに各種各サイズのものが多量に出荷されています。

  • ブロワ機種選定
  • 伊藤鐵工所のブロワの種類
  • 導入事例
  • ブロワの構造
  • ブロワができるまで
  • ブロワの歴史

お見積もり・お問い合わせはお気軽に!

お見積もり
修理受付

ダウンロード資料 PDF

総合カタログ・取扱説明書 ダウンロード

アクセスマップ